オープンキャンパスにて

 毎年、ゴールデンウィーク頃から各私立中学のイベントが活発になってきます。オープンキャンパスや授業見学会など、学校により名称は異なりますが、生徒さんは自らの足で興味のある学校を訪れ、雰囲気を体感してこられます。

 先日、ある中学のオープンキャンパスにて「ぜひこちらの中学に入学したい」との意思を伝えた生徒さんがいらっしゃいました。その際、先生方からのご返答に勉強方法についてのアドバイスがあり、自身の勉強について不安な点を感じられたそうです。そして、現在塾に通っていないことを伝えると、先生方から「それでは、友学園に相談されてはどうか」となったそうです。その後、その生徒さんは友学園にお越しになりました。

 実はこうしたお話しはときどき頂戴します。たいへんありがたいことです。これは私立中学校と塾とで受験上のやりとりをするような連携を組んでいるというわけでは決してありません。ただ、友学園から入学された生徒さんの、その後のご活躍を耳にする機会は少なくはありません。そうしたことから、卒業生たちが精力的に頑張ってくれているからこそ、いただくことができている信用であると受け止めております。

 卒業生たちは、友学園で成長してくれたことは確かです。しかし卒業生と、現在 目の前で指導している現役受験生は別人です。同じ指導をしていてもうまくいくとはかぎりません。指導では、常に新鮮な視点で目の前の生徒さんの時間を作っていくことを大切にしたいと考えております。加えて、中学校に入学後も成長できる指導をしていきたいと考えております。そのための工夫を考えて接していくこと。これこそが私どもが貫くべき姿勢であり、見失ってはいけない点だと考えます。

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