進路懇談の時期です

受験生の進路懇談の時期です。先陣を切って、中学受験クラスの懇談会を行っています。今も昔も、大阪府下では全小6生の1割くらいが中学受験をするそうです。意外と多いと思われるかもしれませんが、それでも高校受験や大学受験と比べると、一般的とは言えない数です。

学校選びは大変な作業だとおっしゃられる方がたくさんいます。事実、様々なことを考慮に入れつつ、学校を絞り込んでいく作業は、専門的な知識なしではしんどいところもあります。この点については、地域で20年近く中学受験を見てきた経験や知識は、必ずお役に立てるものだと思います。

また、中学受験においては、「普通はこうします」というセオリーのようなものがあまり存在しないのではないかとも考えています。同じような成績の生徒が5人いたとしても、5個の異なった答えを探すことが必要なのだと思います。12年間の人生によって培われた小学生ならではの価値観と、その生徒を取り巻く環境など、生徒さんやご家庭を理解することが大切だと思います。その生徒のための特別な一校を探すことを考えています。

一方で、学校選びに夢中になっている時間は幸せな時間だと感じます。学校選びは、夢選びです。子どもさんの夢のために家族で取り組むその時間は、これから先の未来に、きっと貴重な時間として残っていくのだと感じます。