中学受験 家族の役割・塾の役割

【中学受験は家族の受験?】
受験奮闘記のような書籍があります。検索をかけてみるとたくさん出てきます。そして、大学受験や高校受験よりも、中学受験に関してのものが多いということに気づかされます。受験生本人が小学生となる中学受験は、送り迎えやお弁当作り、時には家庭学習のお付き合いと、保護者の方々のお手伝いが多くなります。ですので、体験談からは受験の合否に関するエピソードだけでなく、生徒を見守る親の心情が見え、家族の絆のようなものが見えてきます。「中学受験は家族の受験」と言われることがあるのですが、その所以だと思います。

【志望校選び】
ご家族としての大切な仕事に志望校選びがあります。最終的には本人の意思を尊重されるご家庭が多いのですが、正しい情報を仕入れ、いくつかの志望校の候補を選ぶには、大人の協力が必要になります。そして、大阪の中学受験の実情、ご本人の合格可能性などを調べることになります。ところが、何を調べればいいのか、何を信じていいのかがよく分からないということがあるのではないでしょうか。実際に、ある私立中学校をネットで検索してみると、合格目安の偏差値がサイトによって異なっています。どの数字が正しいのか混乱してしまいます。

【受験スケジュール】
大阪府の私立中学受験は、1月の第2土曜あたりを初日としておよそ4日ほど続きます。各中学校はその間、例えば「A日程・B日程」「1次・2次」「前期・後期」といった表現で、受験の機会を複数回設けます。いっぽう受験生は、模試やプレテストの結果を参照しながらどの日程でどこを受験するのかという計画を立てます。たとえば、初日の午前を同志社香里、午後は常翔学園、2日目は大阪桐蔭、3日目は同志社香里といったように複数校受験します。そして、スケジュールを決めるのに最も重要なものが、中学校の情報なのです。

【地域の情報提供も塾の役割】
毎年偏差値が変わることも珍しくなく、また、学校によっては受験が有利になるルールもあり、どのような日程で受験するのがその生徒さんにとっての正解なのかを考える必要があります。そして、そこに大きな影響を持つのが情報です。しかし、こうした情報の詳細は公開されないか、あるいはインターネット上にあっても一部のエリアや学校に偏っていて役に立たないことも多々あります。ほしい「この地域」の情報がないのです。(大阪の場合は、市内の中学校に関しての情報は噂やクチコミも含めて、よく見られます)

では、友学園の受験担当はどうしているのか。実は、情報は中学校から直接入手します。特によく受験される中学校とのお付き合いは長く、いろんな情報を教えていただきます。塾の利用の仕方はいろいろあります。学習指導は当然のことですが、受験情報を得られるというのも大きな意味があるのではないでしょうか。1つの情報を知っているか否かで、受験全体が大きく変わってきます。

すでに夏期講習に入っている時期ではありますが、何か疑問や質問がありましたら、どうぞお気軽にお声をかけてください。そこから未来が変わってくることもあるかもしれません。

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