可能性を引き出す　～英語デモレッスンのお知らせ～

さて、中学生の英語がたいへん難しくなったということを以前よりお伝えしております。最近の話しでは、中1英語期末テストの平均点が20点台という学校が出てきています。本当に、何とかしないといけません。ただ、すでに中学生になってしまっている生徒さん方は、いろいろ考えるよりも、やるしかないという状況だということをご理解ください。3年前に比べると2倍近くになった英単語を覚えるためには、単純に考えると、2倍近くの時間をかける必要がありそうです。

本当は、「フォニックス」という英単語のしくみを学べば、多少は楽に英単語を覚えられるのですが、上記しているように、中学生には、もうそこに費やす時間がありません。英語を学ぶことによって、外国語を学ぶ楽しさに気づくことも難しくなってくるでしょう。莫大な量に膨れ上がった中学生の英語のカリキュラムに追われ、平均点を超えたとしてもイマイチにしか見えない点数でモチベーションを保っていかなければいけません。

ただ、小学生にはまだ時間があります。中学生になって、やることの多さに振り回されないために、小学生のうちから学習に対してのアドバンテージを取っておくことは有効だと考えます。莫大な量の暗記に振り回されながら、青息吐息で身に着ける知識は、それはそれで価値のあるものでしょうが、学習することを楽しめているのでしょうか。危機感に追われ、ストイックな学習との接し方をするよりも、興味を追い求め、知ることの喜びを感じながら学習と接していくことの方が、生徒さんの持っている可能性も広がっていくのではないでしょうか。

冬期講習のころから、既存生の「小学生英語」の時間に、英語を楽しみながら学んでいくスタイルの授業を組み込んでいきます。まずは友学園の生徒から、自身の可能性に気づく機会を設けていきたいと考えています。「英語が楽しいな」「分かるって、うれしいな」という気持ちを持つことだけでも、後ろ向きに勉強をすることに比べれば雲泥の差があると思います。

小学生英語に参加希望の場合は、友学園までご一報ください。これからスタートする生徒さんが多くいます。不安の少ないスタートのタイミングだと考えています。